親孝行したいときには親はなし

2020年3月10日

「仕事でなかなか帰省できないな」
「人生まだ長いから後で考えるかな」

このように考えたことがある方、親と過ごせる時間を数値化したことがあるでしょうか。
仕事していると一週間が早く過ぎると感じるように一年があっという間に過ぎ去ります。
一年があっという間に過ぎると十年があっという間に過ぎ去ります。
漠然と実感出来ない時に数値化という手段を使ってみましょう。
思っていた時間よりも実際にかなり短いと知り驚愕します。

人生80年として下記を想定します。
現在の自分の年齢:30歳
親の年齢:50歳

親の人生残り30年
一年で帰省する日数を以下と想定すると
・年末年始:3日
・お盆  :2日
・夏季休暇:2日

30年×(3 日 +2 日 +2日)=210日

帰省して親と一緒に暮らしたとするとたった210日しかないということになります。
生まれた時、子供の頃、受験シーズン、失恋、就職、結婚etc..から日常の話をができるのがたったの210日です。
電話だと声だけですが、親と面と向かって話し、目を見て、表情を見て、感情を感じて、声のトーンを感じる日が一年にも満たない210日です。
小さい頃は毎日のように話して喧嘩していたのに。

20歳で親元を離れて独り立ちしていると、
20年×365日=7300日
しか親と一緒にいなかったことになり、残りの時間は一緒に過ごした日々の約1/250しかないということになりますね。

親から手紙が来ている方は、たまには30分でも時間確保して手紙を送ると喜ばれるかもしれません。
恥ずかしいかもしれませんが、手紙書いた人の気持ちがこもる文字を読んだのと気持ちの入り方が違うのかな。
手紙は大切に保存されてたまに見返したりしています。

「親の心子知らず」とよく言われますが親の気持ちにと同じになることは難しいですが、
どんな気持ちでいるのかな?と想像すると何か一つ行動しようと考える機会になるかもしれません。

まとめ

・親と過ごせる時間は数値化すると意外と少ない
・親と一緒にいる時間を大切にしよう
・恥ずかしがらずに手紙を書いてみよう

  • B!